あおさ

なるほどなぁ…あおさは香りもええし、卵焼きや汁物に入れると――って、ミナ、歯にあおさ付いとるで。けっこう目立つし、はよとったほうが…ってなんでそんな怒ってるんや、ごめんって!

あおさは少し入れるだけでも香りや彩りが出て、やわらかな葉が料理になじみやすいんですけど…………っ! も、もう、ゼンさん! 説明してる途中にそんなはっきり言わなくてもいいじゃないですか! デリカシーないですよ! もう……!

1回に使う乾燥量は1〜3g程度と少なく、みそ汁・吸い物・卵料理などへ少量加えるだけで磯の香りを出せます。国産・産地指定・ヒトエグサ使用などで価格差はありますが、常温で長く置けるため1食当たりの負担は抑えやすい食材です。
毎日のみそ汁や汁物用なら、細かくほぐれた乾燥あおさが使いやすいです。価格比較では内容量だけでなく、国産・外国産、産地指定、ヒトエグサ使用かどうかも確認すると違いが分かりやすくなります。
ふわっと広がる食感と磯の香りを楽しみたいならあおさ、より細く繊細で強い香りを振りかけ用途で使いたいなら青のりが候補になります。ただし「あおさ」の呼び方には地域差があるため、原材料表示の確認が確実です。
見た目はどちらも緑色ですが、食品成分表では別の海藻として扱われています。一方で地域・商品名では呼び方が重なることがあります。
食品成分表の「あおさ」はアオサ属(Ulva spp.)。比較的葉が広く、乾燥品はふわっとした薄片状になりやすいです。みそ汁・吸い物・天ぷら・佃煮など、具材として使いやすいのが特徴です。
食品成分表ではアオノリ類として別項目。細く繊細で香りが強く、粉末・細片にしてお好み焼き・たこ焼き・焼きそばなどへ振りかける使い方が定番です。
三重県では、ヒトエグサを乾燥させたものも「あおさ」「青さのり」と呼びます。つまり商品名だけでは、食品成分表の「あおさ(Ulva属)」と一致しない場合があります。原材料名・学名・産地表示を確認すると区別しやすいです。
農林水産省は三重県の「青さのり」をヒトエグサ由来として紹介しており、三重県の研究資料でもヒトエグサとアオノリは別の海藻と説明されています。名称は地域・流通で重なるため、この記事では食品成分表の「あおさ/素干し」を栄養評価の基準にしています。
乾燥あおさは、みそ汁・吸い物なら仕上げにそのまま加えられる商品が多く、非常に手軽です。サラダや和え物で使う場合は、商品表示に従って短時間水戻しし、砂や細かな異物が気になる場合は軽く洗って水気を切ります。
乾燥あおさは湿気と光を避け、開封後はしっかり密閉して保存します。香りと色が落ちやすいため、開封後はできるだけ早く使い切るのが基本です。冷蔵・冷凍保存する場合は結露を避けてから開封します。
湿気ると香りが落ち、変色しやすくなります。カビ・異臭・強い変色がある場合は使用を避けてください。乾燥品は少量でも食塩相当量があるため、汁物へ多量に追加する場合は全体の味付けも調整すると使いやすいです。
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